私はコミックが好きでジャンプから始まりマガジン、スピリッツなどいろいろな雑誌にお世話になってきました。
近年は電子書籍が主になりもっぱら私も電子書籍メインの生活になってしまいました。
この、電子書籍、、、いい！
何がいいかというとまずは「場所を取らない」
これが1つだと思います。
他の電子書籍のメリットとしては
・気に入ったら気軽にダウンロードできる
・期間限定レンタルがある
・スマホでもち運び便利、気軽に読める
私も電子コミックお世話になっています。
私は「こちら葛飾区亀有公園前派出所」「ザ・シェフ」「BUNGO」「アオアシ」など昔の漫画から最近の漫画までお世話になっています。
ダウンロードして一度購入すればもちろんのこと読み放題。
さらに電子書籍のいいところは、、、
・期間によっては「1巻無料」などの立ち読み機能がある
・気になる作品には試し読みがある
・新しい作品のアップデートが頻繁
初回に割引クーポンなどのサービスがあったり、定期的に割引されたりしています。
お得に好きな作品を吟味して選び読むことができる。
これは電子書籍の魅力の1つですね！
自分が購入した書籍以外でも「試し読み」や「１日待てば無料」など様々な便利な機能があります。
一度覗いてみるのもいいと思いますよ。
もともと医療系ドラマが大好物だった私、「救命救急24時」の江口洋介、「白い巨塔」の唐沢寿明＆江口洋介のコンビはもうごちそうでした。
何度見たかわかりません。
「白い巨塔」は山崎豊子原作も読みました。
読み応えばっちり！
山崎豊子と江口洋介の逸話などは眉唾ものです。
そんな私がまんまとはまった医療系ドラマ「フラジャイル」
長瀬智也でドラマ化されていますね。
長瀬智也が岸京一郎先生、中熊教授が北大路欣也、宮崎が武井咲、森井が野村修平でした。
年齢はちょっと違いますが岸先生には佐々木蔵之介さんのようなヒョロっとした役者さんも合うのではないかと勝手に感じております。
今回はこのフラジャイルの魅力に読後の感想含め述べていこうと思います。
目次
おすすめの漫画「フラジャイル」岸京一郎の盟友・外科医細木が味わう2つの苦悩
岸京一郎に全幅の信頼を置く外科医細木
今作では岸の盟友外科医の細木にスポットが当たります。
この作品はフラジャイル第2巻「岸先生、指導医です！」に描かれています。
子宮の病気で入院をしている女性の患者。
1人の女の子の娘がいます。
彼女の症状を検査していくうち判別がつかないため岸に病理の生検を依頼します。
岸も画像を見る陰りは良性の子宮の病気と判断をします。
が、どこか引っかかる岸。
なかなか確定診断を出すことができません。
画像を前に何時間も何日も確定診断を試みようとする岸ですがやはり確定診断をつけることは出来ません。
細木に「まとまだか」促される岸ですが「これがいかに難しい判断を迫られるか分かっているだろ？」と突っぱねます。
そのような中、岸は1人の病理医に診断のアドバイスを求めます。
中熊は岸の恩師で同じ病理医です。
しかし判断を仰ぐといっても岸は中熊に判断を聞くわけではありません。
「自分の診断に否定する部分はあるか？」
それだけです。
中熊は岸の診断を聞いたうえでこう言います。
「否定するところはない」
これが中熊の答えです。
否定しなかった中熊の真意はここにあります。
全ての診断、人の人生を背負う覚悟を感じることができるシーンです。
岸が悩んだ末診断を出し結果を細木に連絡します。
出血量の不整合などから出した結果です。
岸を全面的に信頼する細木は消化器内科で内視鏡を実施します。
そこで直接の患部以外での重大な疾患が発覚します。
女性患者と女性医師細木、岸京一郎の決断
発見された疾患は遺伝性のもので重大なものでした。
女性患者の願いは娘のために弟か妹をプレゼントしたいという希望をもっています。
女性患者の疾患が分かった細木は医者として、女性として女性患者に現実を淡々と話します。
一刻も早く治療を開始すべきだと主張する細木。
しかし岸はその考えに異論を唱えます。
「予想外の病気が分かって患者は混乱状態だ。そんな患者に対して悪いところを直すから入院しましょう。これ、そんな単純な話かね？」
「患者にいま一番大事なものは時間じゃないのか？」
それを聞いた細木は納得をし、女性患者は一度退院をし家族との時間を共にすることで今後の人生をどうするかを決めていきます。
フラジャイルの今回の話しは病気を通して人生を考える話
私は今回の話しを読んでかなり考えさせられました。
予想外の病気に直面した女性の葛藤。遺伝性と分かったときの娘への気持ち。
それを伝える細木の心情。
いろいろな人物の思いが重なり会い前を向いて生きていくという決断をする貴重な思いというものを感じさせてくれる非常に素晴らしい話だと感じます。
セリフ一語一語の全く無駄がなくさりげない描写も全体的な悲しみや喜びを表していて非常に印象深いものばかりでした。
フラジャイルはテーマを追うごとにそれぞれ面白みを感じることができる作品ですが私はこの話が特に印象深い作品だと感じています。
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もちろんフラジャイルも読むことができます！